ブログが無名なうちは、拡散が重要です。
ただ、一口に拡散といっても様々な方法があります。
SNSで紹介、イベントに協賛、にほんブログ村に登録…。
中でも今回は「人気youtube動画のコメント欄にURLを貼る」という方法に着目します。
きっと、この方法に着目した人は以下の疑問を持つことでしょう。
- どのくらいの人が来てくれるか?
- 規約違反でBANされないの?
今回はそんな疑問を解決するために、実際にyoutubeのコメント欄にURLを貼ってみた結果を報告します。
もくじ
実際にURLを貼ったyoutube動画
私は、これまで2つのyoutube動画にURLを貼りました。
1つ目は以下の動画。
この動画では、自分が作成したブログを「宿題」としてコメント欄で提出する企画が行われていました。そこに便乗してブログURLを貼ったわけですね。
実際に書いたコメントは以下の通りです。
なお、詳しくは後述しますが、このコメントではあまり人が来てくれませんでした。
そこで、反省を生かして再チャレンジを決意します。
再チャレンジということで、URLを貼った2つ目のyoutube動画が、以下。
簡単に言うと、副業をやる人のためにモチベーションを上げてくれる動画です。
「『これから副業頑張ります』的なコメント大歓迎です」という動画内の言葉をうけて、以下のようなコメントをしました。
今回は、これらのコメントが生み出した成果について報告をしていきます。
結果: 合計280人がコメントのURLで流入
まずはアクセス数グラフを見てみよう
はじめに、youtubeからの流入に絞ったアクセス数をグラフで見てみましょう。
ユニークIPのグラフは以下のようになりました。
ユニークIPとは
「見に来てくれた人数」です。PVと違って、同じ人が複数回アクセスしても1回しかカウントされません。
グラフを見ると、2回目のコメント投下後にアクセスが伸びていることがわかりますね。
以下で、この結果を詳細に分析してみましょう。
1回目のコメント: ほとんどアクセス増えず
1回目のコメントを投下したのは、「第4回 副業の種類・始め方を解説する」の動画投稿から2日後でした。その結果、私のコメントは下部に埋もれてしまいました。
上述のグラフを見ても、1回目と2回目の間は46人しか流入がないことがわかります。これでは、せっかくURLを貼った恩恵が少ないですね。
流入を狙うなら、コメントは上部の目立つ場所に表示されないといけないのですね。
youtubeのコメントを上部に表示させるには、「いいね」がたくさんつくことが重要です。
ポイント
つまり、大事なのは「動画が出たばかりのコメントが少ない時期に、イイ感じのコメントをすること」です。そうすると「いいね」をもらいやすくなります。
この辺の反省は、以下の記事にもまとめてあります。
※1回目のコメントを投下した1週間後に書いた記事です。
2回目のコメント: 200人以上が来てくれた
2回目は、「第6回 副業で『月一万円』を稼ぐまでの行動」の動画が出た瞬間にコメントを投下しました。思惑通り、「いいね」を6つもらうことができました。
上部への表示はできませんでしたが、「いいね」がたくさんついたことで注目は集めやすくなりました。
上述のグラフを見ても、234人もの流入があることがわかります。
該当動画は現在6万再生なので、動画を再生したうち約0.4%の人が本ブログに流れたことになります。もっと「いいね」をもらって、上部に表示できればさらなる集客が見込めそうですね。
ポイント
個人的な感覚ですが、質の良いコメントなら再生数の1~2%くらいは集客が見込めそうかなと思っています。
注意: youtubeコメントに継続性はない
2回目のコメントを投下した日は、100人以上が見てくれた本ブログ。
ただ、その後は流入が少なくなっていることがグラフからわかります。
結局のところ、動画は古くなるにつれて再生頻度が落ちるので、継続してyoutubeコメントからの流入を狙うのは難しいです。
しかも、コメントは時間がたつにつれて増えるので、自分のものが埋もれやすくもなります。
ポイント
以上の理由から、この拡散法は「ブログを知ってもらって固定客をつける」作戦で行うべきだと思います。
実際、このブログもyoutubeコメントから流入した人が何人か定期的に見てくれたりしてます(そんなあなたのおかげでモチベが上がります。マジでありがとうございます)。
補足: youtubeの規約はセーフなの?
結論から言うと、規約自体にグレーな部分が多いです。
特に今回引っかかりそうな違反をピックアップしたのが、以下。
コメントスパムに関するyoutube規約
コメントスパム: 視聴者から個人情報を収集すること、視聴者を欺いて YouTube から別のサイトに移動させること、または前述の禁止されている行為を行うことだけを目的とするコメント。
引用: スパム、欺瞞行為、詐欺に関するポリシー https://support.google.com/youtube/answer/2801973
「こちらのチャンネルや動画もチェックしてね」などのコメントで、投稿された動画とは無関係のチャンネルや動画に誘導すること。
引用: スパム、欺瞞行為、詐欺に関するポリシー(コメントスパムの例) https://support.google.com/youtube/answer/2801973
「これは一例です」という書き方もされているので、以下のようなことは気を付けたほうがよさそうです。
- youtube動画と関係ないURLを貼るのはやめたほうがいい
- 誰かに不利益のありそうなコメントはやめたほうがいい
ですので、自分もこのブログと関係の深い動画にしかURLは貼っていません。
とりあえず、現状自分のコメントは削除されていないのでセーフという認識です。内容も、見た人の副業モチベが上がるようなものを書いた…つもりです。
ただ、色々なyoutube動画で貼りすぎると荒れる原因にもなり、動画投稿者にも迷惑が掛かります。そういった、誰かの不利益になるような行動は規約違反になる可能性はありますね。
以上より、自分はしばらくyoutubeコメントにURLを貼る予定はないです。(たぶん)
アダルト系に関するyoutube規約
性的満足を意図した露骨なコンテンツは、YouTube で許可されていません。ポルノを投稿すると、コンテンツが削除されたり、チャンネルが停止されたりすることがあります。フェティッシュを含む動画は、削除されるか、年齢制限が設けられます。暴力的、生々しい、あるいは侮辱的なフェティッシュは、ほとんどの場合に許可されません。
引用: ヌードや性的なコンテンツ https://support.google.com/youtube/answer/2802002
これは、アダルトサイトを運営している場合は要注意です。
コメントについては言及されていませんが、アダルトサイトへ飛ぶコメントはアウトとみなされる可能性が高いです。
私も最初は、自分が運営している「ぽちゃPRESS」のURLを貼ろうとしていました。
それができなかったので、このブログを作ってロンダリングをして、このブログ経由でぽちゃPRESSへ呼び込もうとしたのですね。
我ながらずいぶんと遠大な構想です。
※ちなみに、ぽちゃPRESSは本ブログ経由で約50人が見てくれました
まとめ: 良質なコメントがアクセス増加のカギ
URLつきコメントを最速で投下すれば、少なくとも再生数の0.4%程度は集客できました。
ただし、単にURLを貼るだけではいけません。
質の良いコメントをして「いいね」をたくさんもらうことを意識するのが重要です。
また、動画と関係ない「宣伝オンリー」なものは規約違反になるので注意する必要があります。
グレーゾーンを攻めている私が言うのもなんですが、動画主に迷惑が掛からないように、用法、用量を正しく守ってコメントしましょうね。